乳幼児の鼻水吸引を殆ど待たずに行います
2022年5月15日
鼻水が多いと、小さな子供さんは自分で鼻がかめませんので、鼻水がたまってズルズルして気持ち悪く、つい鼻をさわってしまいます。触りすぎると、鼻血が出やすくなることもあります。
また、子供さんの小さな鼻のなかに鼻水がたまると、鼻が詰まって、鼻で呼吸ができず、口を開いて呼吸するようになります。夜間は鼻がノドに流れやすくなりますので、ノドが刺激されて咳が出て、夜間熟睡できず、機嫌が悪くなったり、さらに、中耳炎も起こすリスクも高くなります。
鼻水が多いといい影響はないと言えます。
ご自宅で鼻吸引をしている方も多いと思いますが、なかなか奥までしっかり吸引することは簡単ではありません。
そこで、当院では自分で鼻をかめない、主に6歳未満の乳幼児に「鼻吸い特急券」をお渡しして、一定期間は鼻水の吸引だけを行えるようにしています。この券をお使いの場合は、基本的にはお薬の処方等は行いませんが、殆ど待たずに鼻水の吸引を行います。
子供さんの快適な毎日のために遠慮なく「鼻吸い特急券」を遠慮なくご利用下さい。