2024年春の花粉情報
2024年1月8日
スギ、ヒノキの花粉量は、前の年の夏の気候に大きく影響を受けることがわかっています。
日本気象協会、ウェザーニュース等によりますと、2023年の夏は気温・日照時間ともに平年を上回り、雄花の生長に適した天候でした。
一方、2023年は花粉飛散量は非常に多く、大量飛散だったこともあり、今年は前年より少なくなると予想されています。
近畿地方の予報は以下の通りです。
飛散開始 2月中旬頃(気温が高めの場合は上旬の可能性もあり)
本格飛散 スギ花粉が2月下旬〜3月中旬
ヒノキ花粉が3月下旬〜4月中旬
花粉飛散量
例年比 予報によって差がありますが、例年(過去10年の平均)の1.4~1.6倍
昨年比 前シーズン(2023年)と比べると、やや少ない傾向で、70~80%程度
このように、昨年よりは花粉飛散量は少ない予報ですが、それでも過去10年の平均より多いと予想されますので、セルフケアはもちろん、初期治療を含め医療機関での適切な治療を受けるなど、しっかり対策をして下さい。
特に、早めに治療を開始する(初期治療)が有効です。